どうしても記事にしておきたくなって、

いまさら去年のことを書いている。



出会いは2018年8月まで遡って。

仕事で軟禁された時期にネトナンデビューし、

初めてで上手くいかないことも多かったけど、

隙間時間でしこしこ楽しんでいた。

使っていたのはタッ〇ル。



3週間も触っているとネトナンにも慣れ、

写真補正抜きにしても、

可愛いっぽい子に絞ってやり取りをしていた。



その中でひと際返信が遅い子がいた。

アイドル顔、めちゃくちゃタイプ。

どことなくツインテールが似合いそうだったから

ツイ子と呼ぶ。



とにかく返事が遅い。

平気で2,3日間隔があく。

終わったと思った頃に返信が来る。

LINE交換もマッチから2週間後だった。



ヤギはLINE交換後、

誰だろうとすぐに電話打診する。

ツイ子にも同様に打診したが、

資格試験が間近で、終わってからにしてほしい、と。

純粋に邪魔になりたくなかったから、

「終わるまでLINE返信しなくていいよ」

と伝え、一旦やりとりを終えた。



試験が終わったら、

向こうから連絡が来るかもと少し期待もしたけど、

案の定来なかった。



元々食いつき弱そうだったし、

こんなもんだろうと放置することに。

この時期はネトナンのアポだらけだったし、

仕事の軟禁期間も終わり、

ストに精を出していたから、

ツイ子のことはすぐに頭から消えてしまった。



あっという間に9月になり、

出張で東京に3日間滞在。

最終日、帰りの新幹線まで少し時間を余し、

適当にカフェでも入ろうと思ったけど、

ふと東京出身と言っていたツイ子のことを思い出す。

日曜だし暇かなと何気なく電話、

でた。



ツイ子は温泉旅行中で10分も電話できなかったが、

ヤギのLINEの締め方的に、

試験後ヤギから電話が来ると思い込んで、

ずっと待っていたとのこと。(本当かはわからない)

想像してたより3倍明るくはつらつとした子で、

良い方向にイメージが変わった。



この日を境にまたLINEが始まる。

互いに多忙な中、もう一度電話する時間を作り、

11月にアポを取り付ける。



当日。

とある駅で待ち合わせ。

8月から実に3ヵ月ものLINEメンテ。

ついにご対面。






かわい・・・



細くて白くて、なにより肌がとっても綺麗。

内巻きのセミロングで小動物系の顔。

思わず怯みそうになる。

客観的に見てスト値6.5は堅い。

こりゃ相当アプリ無双してるな・・・

絶対に即りたい案件だ・・・

ネトナンで初めてナンパ師の血が騒ぐ。



ヤギ「はじめまして」

ツイ子「こんばんはー初めまして」

ヤギ「・・・思ってたより顔小さいなw」

ツイ子「ちょっとどんなイメージw失礼すぎん?w」



先制パンチかまして、1軒目へ。

この頃はもう即までの感覚をつかみ始めていて、

自分の中である程度ルーティーンができていた。

いつも通り和み、

自己開示で食いつきを上げ、

徐々に心も体も近づける。

今日もいつも通りに行こう。

そう思っていたけど。



話もノリもめちゃくちゃ噛み合う。

性格相性が抜群に良くて、

スタートから盛り上がる盛り上がる。

互いに過去の写真を賭けて、

ツイ子からじゃんけん3本勝負を仕掛けられる。

ヤギが勝ってツイ子のコスプレ写真を見て笑い合って。

いつものルーティーンなんてすっかり忘れて、

ただただその場を楽しんでしまった。

いかん、このままでは友達フォルダに入る。

ふとナンパ師モードに無理やり戻す。



2件目のBarでは、

オリジナルの香水ルーティーンを皮切りに、

ボディタッチで仕上げる。

よし、勝ちルートに引き戻せた。



店を出て、キス。

めttttっちゃ避けられる。

ん?判断ミス?

いや、嫌がってる感じはしない。



もう1度トライ。

かなり強引だったけど何とかキス。

手を繋ぎ、コンビニでお酒買って、

ホテルイン。



上着を脱ぎ捨てベッドに倒れ込むツイ子。

おいおい打って変わってノリノリか?w

ヤギも飛び込む。

壁側を向くツイ子をこちらに向けようとするが、

ぜんぜんこっち向かない。

そのまま手を払われ、一瞬でツイ子は寝てしまった。



無理やり襲おうかと思ったけど。

いうてもう勝ち確でしょw

がっつくのは非モテ丸出しだし、

朝方寝起き襲う作戦に変更しよw

とヤギも隣ですぐに寝た。








朝6時。

目を覚ます。

隣にツイ子がいない。

代わりにあるのはツイ子の寝ゲロ・・・

ヤギは目の前が真っ暗になった・・・



慌ててLINEを確認。

何も来ていない。



情けない・・・

抱けなかったことよりも、

無理強いしてないが吐くまで付き合わせてしまったこと、

吐いているのに気付けなかったこと、

介抱してあげられなかったこと、

恥ずかしい想いをさせてしまったこと、

本当に自分が情けなくなった。



マッチングアプリで知り合っただけ、

たった1日デートしただけ、

それしか繋がりのない男の前で

恥ずかしい想いをしてしまったのだ。

もうブロックされていても可笑しくない。



なんとか自分の気持ちを伝えたくて、

謝りたくて、

スルーされてもいいから、

せめて既読だけしてくれと、

気持ちを伝える。



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驚いた。

返信が来たことにもだが、

またデートしたいと言ってくれている。



それどころかツイ子は

「とにかく直接謝りたい、償いたい、お金を返したい」

と頑なだったため、

「じゃあ今度はヤギの地元に遊びにきて、それでチャラね」

と次のアポに繋げることに。



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すぐに12月の予定を確認し合い、

互いに土日両方空いている週にアポを組む。

また会えることが嬉しくて、

うきうきでデートコースを考えていた。



しかし

デート数日前、

ヤギ、まさかのインフル・・・

無念のキャンセル・・・


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あーこれで本当に終わりだ・・・

こんな悔しい終わりあるのか・・・

なんて心も体も疲弊しきっていると、



ツイ子「予定ずらせるかも」



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なんじゃこの天使は・・・

思えばこの辺りから、

他にナンパしてきた子とは違う、

特別な目でツイ子を見るようになっていたと思う。



ヤギも別のアポを全てキャンセルし、

ツイ子が空けてくれた土日、ついに再会。

この日のツイ子は完全に償いモードで、

わざわざ2時間もバスに揺られてきてくれたのに、

1次会の会計も全て出すと言い張って聞かなかった。

さすがにとかなり粘ったが、

結局全て払われてしまい、

でもデート自体は前と変わらずめちゃくちゃ盛り上がって。



この日はお互い飲みすぎず、

早めに予約していたホテルにイン。

部屋でゆっくり飲み直し、

2ショット自撮りして遊んで、

お互いにシャワーを浴び、

ベッドでグダられる(笑)



なぜ?

彼氏と以外したことない

これまで1度も?

うん、ありえない



ああ、これは本気だ。

本気グダってやつね、はいはい。

散々勉強したグダ崩し、

どれを言っても響きそうにない。

価値観すり替えも無理。

この子は芯が強すぎる。

愚痴も嫌味も全く言わないし、

悩みもほとんどなく、

毎日が幸せらしい。

彼氏がいないこと以外。



うん、ナンパ師としてはここで負けだ。

今のヤギには打開できない。

だから、

少しだけただの最低な男に戻ります。



ヤギ「俺と付き合おう」

メイ子「本当?嬉しい・・・よろしくお願いします・・・」

ヤギ「じゃあ早速せっくs」

メイ子「付き合ってすぐは無理」

ヤギ「/(^o^)\」



2人目の彼女ができました。

素直に好きです。

Fin



【後日談】

デート3回目まで

ヤギ「セックスさせーや」

ツイ子「付き合ってすぐはやらん!このエッ〇モンスター!セックスヤ〇ザ!」



デート4回目

ヤギ「びしょびしょやんけ」

ツイ子「・・・ちんちん欲しい」

ヤギ「は?まだ手マンもしてないじゃn」

ツイ子「もう入れて欲しくなったの・・・」

ヤギ「」

ツイ子「ねぇお願い・・・」

ヤギ「んー・・・・・・あげなーいwww」

彼女「おちんぽちょうだい!ちんちん!ちんちん!」

ヤギ「今までのキャラどこ行ったwww」

彼女「おちんちん一丁wwwww」

ヤギ「注文すなwwwww」



バリカタの痴女、準準準即(笑)