2020年、年明け。

ヤギは苦しんでいた。



昨年末。

クリスマス真っ只中に、彼女に本命彼氏がいると発覚。

もちろんそのまま破局。



ブレにブレたマインドのままストに出るも、

7出撃1即と散々な毎日。



満を辞して迎えたアナル大王主催パンダ新年会後にストるも、

4連れ出し0即。

年明け後6連連敗。



1年半築き上げてきたアルファメッキはボロボロと剥がれ落ち、

ベータメイル剥き出しのヤギがあらわになっていた。



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何かきっかけが欲しい。

自信を取り戻したい。

そんな想いを抱え、

僕は北東北のわんこそばが有名な地へ向かった。





到着するなり、1人の男にコールする。

その名も


ダニエルreji(以降:れじくん)





【れじくんアカウント】



訳あってわんこそばの地に滞在している彼と、

今日はがっつりコンビをする。



れじくんは僕がナンパアカを作成し、

初めてDMをしたナンパ師だ。

当時は僕と同じ初心者臭のする親しみやすさを漂わせていたが、

気付けば2019年185即をマーク。

人の心を失った即量産マシーンと化していた。



しかしその進化・変貌っぷりを目の当たりにしてきたから、

ゼロからでも凄腕になれると証明してくれた希望をくれる存在だ。



ヤギ「ういーっす久しぶり」

れじ「ヤギさん!乱しましょう!」



※補足すると、この男にとって

「乱しましょう=今日はよろしくお願いします」なのだ。

礼儀を重んじる好性年である。



ゆっくり歩きながら互いに不慣れなわんこ街と、

ヤギのホテル、れじパレスの位置を確認。

思った以上にヤギホテルの立地が良い。

居酒屋でkpしながら作戦会議。

まずはコンビ連れ→4人でヤギホテル搬送を目指すことに。



さあ、ゲームスタート・・・!



ヤギ「おっあれ行こうよ」

れじ「いやー地蔵しますわwヤギさんおなしゃすw」



昨年185即の男、いきなり地蔵。



ヤギ「うそでしょ?!」

れじ「いやーだってほら・・・わんこ狭いし、目立つと今後やり辛いじゃないすか」



この男、

ナンパ師バレのリスクヘッジのため、

遠征者に全オープナーやらす気である。

冗談抜きのガチ地蔵だったため、ヤギが行く。

フルオープン。さすが東北。



情報を一つ付け加えると、

この日は成〇式が行われる日。

くそ田舎とはいえ、

街には浮かれきった新〇人が溢れかえっていた。

声をかけた2人組もやはり新成〇。



ヤギ「やあやあ、これから同窓会?」

成A「そうです~」

ヤギ「どうせ〇時からでしょ?」

成A「まあそうですけど」

ヤギ「あと30分あるじゃん。20分だけ俺らと0.5次会しようよ」

成A「0.5次会w」

成B「20分てみじかっw」

ヤギ「いうて外で待つの寒いじゃん?すぐそこ入ってパパッと飲も!」

成A「えーどうする?」

成B「どうしよー」

ヤギ「(もろたで工藤!ニヤリ)おーしじゃあ店入ってから悩もう^^」

成C「おまたせーいこいこ」

成A・B「あーきたー!」



新〇人C子にアモッグされ夜の闇に消えていくA・B・・・



ヤギ「・・・」

れじ「・・・今日いけそうっすね!」


He is very positive !

オープン後はれじくんも何か喋ってた気がするけどよく覚えていない。

もしかしたら喋ってないのにいけそうだったから手ごたえを感じたのかもしれない。



活気づいた街をさらに練り歩く。

途中、新〇人よりさらに若い子らを互いにLゲ。

(※両方ともクソほどこっちに興味なさそうだったのに後日準即するれじ様ガーサス。)



人は多いが、やはり〇人式終わり。

男女グループばかり。

意外と声掛けできる案件がいないことに焦っていると、

20代中盤の2人組発見。

すぐに追いかける。



中盤A「ノロウイルスがさー」

ヤギ「ノロウイルスは確かにしんどいよなー」

中盤A「えw」

中盤B「ww」

ヤギ「いや続けて!めっちゃ気になるじゃん!」



近くで見るとめっちゃ普通子たち。

けど爆オープン。

秒で居酒屋連れ出し。

どこも店いっぱいのため、

女の子たちの行きつけへ向かう。



完全個室!

照明薄暗い!

ナイスチョイス!^^



乾杯してオセロ式に座り、

4人での会話なんか最初の名前紹介のみ、

すぐに互いの隣とがっつり和む。



ヤギ担→やす子(モ〇娘の保〇圭似)/20代中盤

れじ担→しゃべ子(よく喋る)/20代中盤



やす子は真面目な恋愛に憧れていつつも、

最近めっきり男性と交流の機会がなく、

若干枯れ気味の様子。

隙は・・・あるっ!



よく使うハンドテストからすぐに手つなぎ。



れじ「イチャイチャしてんなあww」

ヤギ「やめなさいwこっち見んなw」



れじくんともイチャイチャしつつ、

互いに良い感じに仕上がってきた。

1時間くらい経った頃、

互いにトイレに行くタイミングで状況整理。



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判定微妙だけどとりあえずセパルートに持っていくことに。

トイレから戻ると、

流れ切らさぬようすぐに場所移動打診するれじくん。

この辺のスピード感、さすがである。



れじ「ここじゃ騒ぎ辛いしホテル飲みしようよ」

しゃべ子「えーホテル?」

ヤギ「そそ、俺今日ホテルとってるからそこで飲もう」

やす子「やーホテルはちょっと・・・」



ホテ飲みグダが出たため、

妥協案でれじパレ飲み打診、通る。

スーパーで酒買って、

向かってる途中に

「やっぱれじパレス遠いからヤギホテルにしよう」

でホテル搬送。



女性陣がだれも合コンゲームやったことないとのことなので、

山手線げええええええええむ^O^

いうて大して山手線やったことないヤギ&れじも普通に負け、

いい感じに全員に酒が注がれていく。

15分経たないうちに無くなる酒。



ヤギ「ちょっと酒もう無いて」←わざと少な目に買ってる

れじ「水飲みてえ」←顔面ダニエルred

ヤギ「買い出しじゃんけんするぞー」



ここでまさかのれじ&やす子ペアが買い出しにw

さっきまで和んでたやす子が消え、

ほぼノー和みのしゃべ子とベッドの上で二人きり。

わろた^o^



ヤギ「・・・・・・・」

しゃべ子「・・・・・・・」

ヤギ「最近どうよ?」←クッソ雑ふり

しゃべ子「ん?」

ヤギ「恋バナしようぜ」



ここからしゃべ子、怒涛の元カレ愚痴トーク。

とんでもねえ勢いでぺちゃくそ喋りだしたから要約すると、

顔面がめちゃくちゃ好みの彼氏に一方的にフラれた挙句、

今でも都合の良い女としてたまに会ってしまっているとのこと。

こんな関係嫌なのに好きだから会ってしまう。

次の恋にも進めない、と。



しゃべ子「もう自分が嫌になります」

ヤギ「しゃべ子にとって大恋愛だったんだから、そんな簡単に割り切れなくて当然だって。」

しゃべ子「そうですかねえ・・・」

ヤギ「大恋愛で失恋した後ってどうすればいいか知ってる?」

しゃべ子「どうするんですか?」

ヤギ「大恋愛の後って、すぐ次の大恋愛には進めないようになってんのよ。クッション的な小さな恋愛を挟んで、少し気持ち休ませることで、また次に進めるの」

しゃべ子「あーなんか聞いたことあるかも」

ヤギ「今日の出会いは、次に進むためのクッションにしたらいい」

しゃべ子「それ面白いですねw」

ヤギ「おいで^^」



キス。



しゃべ子「2人帰ってきたらどうするの//」

ヤギ「それはそれで興奮するやん^^」

しゃべ子「最悪w」

ヤギ「今夜はドキドキしよう」←ちょっと火の鳥さんみたいで気に入ってる



ノーグダ即。

事後。



しゃべ子「ねえ、二人とも何者?いつもこんなことしてんの?」

ヤギ「んなわけwたまたまわんこそばに遊び来ただけって言ったじゃん」

しゃべ子「ふーん・・・ホテル入るときエレベーターでれじくんにもキスされたんだけど」

ヤギ「わろた(手出すのはええよwww)」



即報入れるとすでにれじくんも即った模様。



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パレスへの移動時間もあったのにほんますげえ。

れじ予想で乱は厳しそうとのとこで、

再合流→ペアチェンジセパ狙いに切り替え。



れじペア到着。

戻り際に割りばし回収してきてもらい、

王様げええええええええむ^O^



鉄板の壁ドン告白、

キス、

ディープキス、

初の王様ゲームに女性陣発狂。

ぎゃーぎゃー騒ぎすぎてフロントから苦情のTEL。

さっきまでセ〇クスしてた癖にキスぐれえで騒ぐんじゃねえよ^o^



粗方盛り上がったとこで再びセパの流れ。



ヤギ「もう酒ねえやん」

れじ「しゃべ子、いくぞ」

しゃべ子「私ちょっと行ってくる!」

やす子「え」



しゃべ子、全てを察した上で鮮やかにれじくんと消える。

エレベーターでのキスがしっかり回収の布石になってやがる。

勉強になるぜ。



残ったやす子と和み直し。

いうて居酒屋では良い感じだったし、

れじ棒貫通直後で体火照ってるだろうし行けるやろ^^

チョロ松!

そう思っていた・・・



ヤギ「買い出し部隊戻るまでこれ一緒に飲もう」←ヤギの檸檬堂だけ残ってた

やす子「はい♪」

ヤギ「こっちおいで^^」


ベッドの枕元を背もたれに恋愛トーク。

肩に手を回す。



やす子「ちょ、なんですか?」

ヤギ「色んなフェチあると思うけど、俺肩幅フェチなのよ。肩幅せまい子とじゃなきゃ付き合いたくないくらい」

やす子「変わってますねw初めて聞きました」



そのまま肩を抱き寄せ、キス。

からの押し倒しパイ揉み。

グダ。

え。



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やす子「だめです。私固いんですから」



ダウトおおおおおおおおおおおwww

30分前スト即決められた奴が何か言ってんよww

女性ってほんま息吐くように嘘吐くよなww





内心笑いこらえるの必死になりながら顔は真剣。キリッ

巻き返しを図る。



ヤギ「前にこういう感じになって嫌な経験したことあるの?」

やす子「そうですね・・・1回きりとかもう辞めようって思って・・・」



れじくんどんな即り方してんのさwww

やす子めっちゃ自己嫌悪陥ってんだけどwwww



こりゃもうヤギに残された手は一つしかありませんて話。

久々に禁忌つかーせていただきんす。



ヤギ「そっか色々あったんだな(ついさっき)」

やす子「はい・・・」

ヤギ「でもさ、俺らってこれっきりで終わるの?」

やす子「え?」

ヤギ「俺はやす子のこと良いと思ってるからまた会いたいよ。林檎とわんこそばなんて車で1時間だし、遠距離っていうには大げさじゃん?」

やす子「そうですね」

ヤギ「やす子はどう思ってるか聞きたい」

やす子「私もまた会えたら嬉しいなって思います」

ヤギ「嬉しいよ、ありがとう」



再度キス。



ヤギ「今度林檎遊びおいでよ。車で林檎の魅力体験ツアー連れてったげる」

やす子「行きたいです♪」



そのまま覆いかぶさり、キスandパイ揉み。

流れるようにストッキング脱がす。

あらわになる秘部。

いただきます!!!



やす子「ちょっと2人帰ってきたらどうするんですか」←本日2回目

ヤギ「鍵かかってるし大丈夫よ」

やす子「それでも!ここでは嫌です!いつ帰ってくるかわからないもん」



色まで使って脱がせたストッキングを履きなおされる・・・

終わった・・・



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一旦トイレに入り、

れじくんに状況報告。



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やはり即っておられる。

そして俺のために時間稼ぎしてくれている。




諦めていいのか・・・

いやまだだ・・・



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考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ・・・



・・・ん?トイレ?



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トイレから飛び出す。




ヤギ「こっち来て」

やす子「?」



ベッドから降ろし、手を引く。

さっきまで入っていたトイレ(ユニットバス)の目の前。



ヤギ「ここでしよう」

やす子「え?!」

ヤギ「ここなら2人が帰ってきても、やす子はトイレに入ってることにして俺だけ2人を出迎えればいい。鍵もかかるし、脱いだ服ゆっくり着てから出てこれるでしょ?」

やす子「たしかに大丈夫ですけどw凄い熱意ですねw」

ヤギ「うるせえw」



ユニットバスで立ちバック即!

人生初くるくる達成!











色を使ってしまったが、

何度も破綻しかけたところから巻き返せたのは素直にうれしかった。

事後。



やす子「もしかしてしゃべ子ともしました?」

ヤギ「いや?(すっとぼけ)俺は最初からやす子がいいと思って声掛けたから」

やす子「嬉しいです//」



最後まで演じきったところで即報。



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再合流。

さてここからどう解散しようか悩んでたら、



れじ「ねみー」



やることやったしはよ帰れオーラはんぱねえwww

女性陣もすぐに察し、LINE交換して解散。

これが牛1グランプリを制した男の放流術。

勉強になります。(真似はできねえ)



放流後、松屋で勝利飯。

れじくん自分で頼んだ飯くってるのに、

アレルギーやべえってトイレ籠ったのくそわろた。



ルフィみたいな謎理論でもう1品食って回復する力業を披露し、

何とか回復したれじくんを引きずり再イン。



ここからツイキャスで酔っ払いコンビ配信。

がんがん声掛け、オープンはするも連れ出せず。

徐々にソロ声かけにシフト。

れじくんがスト高をたち止め、

路上和みを始める。



ヤギソロプレイ開始。

街は枯れ気味。

ロバート秋山似の子しか通らない。

配信聞いてくれてる次元さんやらびちゃんに

秋山即はよと煽られ、

そこから通る子全部声かけ。


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しかし何の成果も出ぬまま、

れじくんもグダられお怒り帰還。



再び2人で歩いていると、

どおおおおおおおおおおおおおおお見ても即系発見!!

ひそひそ話ながらくっそテンション上がる2人w



れじ「あれは即れるw」

ヤギ「俺もそう思うw」

れじ「いけいけいけいけw」



スタスタ



ヤギ「こんばんは、かわいいですねその」

ソクケイ「かわいくないし!」

ヤギ「そのぬいぐるみ」

ソクケイ「あっ、あーこれかわいいですよね」

ヤギ「今ちょっと自分のことだと思ったでしょ?ww」

ソクケイ「違うw」

ヤギ「勘違いしちゃったねえww」

ソクケイ「もうww」



ソクケイ子の自爆から爆オープン!

キャス聞いてた尊敬する雑君にオープン褒められたの糞うれぴい。



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髪色めっちゃカラフルだったから虹子。



移動中〇9歳と判明、

コンビニでお茶買ってホテイン。




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部屋に入るなりいきなり誰かに電話かけ始める。

声色的にどうやら相手は男性。



虹子「ねえ今ナンパされた人のホテルに来てるんだよねー」



?!

こいつ何言いだしてんの?!

美人局か?!今から男押し寄せてくるんか?!

冷や汗かきながら会話を聞いていると、



電話相手「そっかー終わったら迎え行こうか?」

虹子「大丈夫ー遅くなるかもだし寝てて」

電話相手「でも終わったら連絡してみてー」

虹子「わかったー」

ピッ




ヤギ「・・・今の人どういう関係?^^;」

虹子「一緒に住んでるけど彼氏でもないしエッチしたこともない人」

ヤギ「ほーん(やべえやつ引いたかも)」



放流も頭によぎったけど、初のハットトリックをどうしても決めたくて・・・




即。

ノーグダ。

久々にえぐいくらいセク刺しできたみたいで、

事後2時間甘えられながらピロートークに付き合わされる。

朝6時にようやく解散。



長かった・・・

しかし、人生初・・・

ハットトリック達成!!!!






きもてぃいいいいいいいいいいいいいい



ナンパ初めて1年半。

ようやく凄腕に片足突っ込めた気がした。



しかし一人の力で達成できたかと言われれば、

れじくんの力に助けられた部分ばかりである。



仮に最初れじパレスに搬送していたら、

僕はセパって自分のホテルに搬送できていただろうか?

最後の虹子もやっぱり即系で、

れじくんから譲ってもらった形だ。



ひとまず目標のハットリ達成は嬉しいけど、

今度はソロプレイのみでハットリ決めたい。



昼に再度れじくんと合流し、真・勝利飯。

馬鹿でかい唐揚げがひたすら美味かった。(でかすぎて残したけど)



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れじくん、最後まで「ハットリはよ」と煽り続けてくれてありがとう。

最高に楽しかった。

マタイクヨ。